平成30年分・路線価等が公表!

 梅雨明けから毎日尋常ではない暑さが続いていますが、皆さんお体の方はお変わりありませんでしょうか?

 このところ関西では、6月の大阪北部地震や今なお行方不明者の捜索や復旧作業が続いている西日本豪雨等、予期せぬ大規模災害が立て続けに発生しており、未だ大変な状況におかれている方も中にはいらっしゃるのではないかと思います。

 被害に遭われた方々には心よりお悔やみ・お見舞い申し上げますと共に、一日でも早く元の生活に戻られることを祈念しております。

 

 先月は新聞紙面も民法(相続編)改正の話題でもちきりでしたが、月初には毎年恒例の路線価等(財産評価基準書”路線価図・評価倍率表”)の平成30年分が国税庁から公表されました。

 既に報道されている通り、依然都市部では地価が上がり続けているようで、阪神間(神戸市~西宮市・宝塚市等)でも路線価は概ね2%~5%程度(最大で約20%)上昇しています。

 駅前の商業地域を除いて住宅地域はそろそろ頭打ちの感もありますが、もう1~2年この傾向は続きそうですね。

 

 今年1月からマンション敷地等の広大な土地の評価方法が変わり、4月からは「小規模宅地等の特例」の相続人の適用要件が厳格化されるなど、相続財産としての土地の評価も年々変わっていますので、2020年7月迄に施行される改正民法(相続編)も視野に入れつつ、今一度ご自身に合った最善の相続対策というものを考え直してみるには良い機会です。

 制度改正で分からない事やご不明な点などあれば何なりとお気軽にご相談下さい!