今週1/12(月)の成人の日に全国各地で成人式が行われました。幸い天気も良く、当日事務所の近くでもスーツや着物の晴れ姿を沢山見かけましたが、前途洋々で元気な若者を見ていると何かこちらも清々しい気持ちになります。これから色んな事を経験すると思いますが、何事にも挫けずに夢を持って前向きにチャレンジしていってもらいたいものです。

　私事ですが私の息子も今年成人式を迎えました。生まれたのはついこの間のような気もしますが、子供が成長するのは何とも早いものでもう二十歳なんですよね。父親としては嬉しくもあり、これからの社会を一人で生き抜いていくのは私の時代よりも更に大変だろうなとも思ったり…実に複雑な心境です。

　ただ言えるのは、息子がこれから何か大きな壁にぶつかったりするようなことがあれば何時でも相談に乗ってやれる、そんな存在・関係でありたいと思っています。

　ではここで成人に関連する税金の話を一つ。来月16日から平成26年度・確定申告が始まりますが、我が国では二十歳になると国民年金に加入することが義務付けられていますので、子供も二十歳の誕生月から国民年金保険料を支払わなければなりません。通常、子供が大学を卒業して社会人になるまでは親が代わりに支払うことが多いと思いますが、その場合、支払った保険料（前納分も含む）はその全額が親の社会保険料控除の対象になります。

　【参考】　国税庁・タックスアンサー（https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1130_qa.htm）

　サラリーマンの方の場合、会社が行う年末調整のみで所得税の確定申告は免除されていますが、子供の代わりに支払った国民年金保険料までは年末調整に通常含まれていませんので、該当する方は確定申告をすると税金が還付される場合があります。

　国税庁のe-Tax（電子申告システム）も今は随分使い易くなりましたし、全国の税務署でも申告期間中は相談・利用環境が整っていると思いますので、是非ご自身で確定申告にチャレンジしてみては如何でしょうか。